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くーぷら
感傷に浸るための物書き擬きが綴り置いたもの
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 {People|尊敬できる人}⊆{People|好きな人}だと思うのです。当たり前か。


図書館の雑誌コーナーでAERAを手にとって見ると(例の)向井理さんが表紙を飾っていました。
これは、と思ってインタビュー記事を読みました。
やっぱり凄いです。これまで、こだわりや信念を持って研究、バーテンダー、役者などをこなしていらっしゃる。一つ揺るがない芯を持っている人は自然と惹きつけられます。
と、ここで「尊敬できる男の人」とは誰か。あまり真剣になって考えていなかったので、この機に思いを巡らせてみました。

ラジオでいつかつボイ先生や宮地先生や鶴光師匠とか何とか言っておりましたが、それはそれでラジオの話。半生を真似てみるなら誰がいいのだろう、となると難しいです。
しばらく風呂の中であーでもないと捏ねていると一人の名前が閃きました。香川照之さんです。
この前の「龍馬伝」をはじめ、様々な映画・ドラマで好演されています。が、自分の中では「利家とまつ」の秀吉役が印象的でした。
秀吉は自分にとってなかなか(一方的な)縁があるのでその思いもありましたが、ぼーっと見ていた大河の中でもぐっと惹かれたのが一番の思い出です。
他にも、松田優作さんとの係わりなど語っておられたドキュメンタリー番組を見たことがあるのでそれもあります。
彼の一挙手一投足にはエネルギーがあります。心の機微を読み取らせるようなものを込めて、その役に徹しています。
もちろん、並々ならぬ研鑽を積まれたからこそ今人々を釘付けにしているのです。そんな背景(経験)を想像してみるとぞくり、とするものがあります。
香川さんは少し特徴的な家庭に生まれられたので、それがキーポイントなのかもしれません。しかし、その培われた力をより洗練させていくのは出自云々の話ではないような気がします。
どんな自分でありたいかを、そしてその力を自分に返していくことを常々考えなければ、と思い知らされます。物事を完遂するためにはそのくらい並々ならぬ姿で以って当たるべきなのでしょう。
それは神経や肉体を追い込んでいくことに違いありません。だから実際にこうやって生きる人を見るとより一層その難しさが、裏返せばどんなに高い目標を掲げて生きているかが伝わってきます。

好きな人が必ずしも尊敬できる人ではないことは分かっています。
その差は、こういったことなのでしょう。
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