2週間ルールとかもういいよね! ダメか。
思っていたより本当に忙しくて適いませんってことで一つ。
でも更新停止なんてことは絶対したくないと思ってますよ。一般受験生とは違って心の余裕を作るのだ。
というわけで心の余裕の一つとして模試前半戦(来週後半戦)が終わったので東京事変のライブDVD「ウルトラC」の所感でございます。
何だかんだ言ってDVD購入は初めてです。
PCに突っ込んだらWMPが著作権うんたらでエラー吐きやがったのでGOMを入れました。不本意。
まあそんなことはどーでもよいのです。
以下ネタバレにつき寛容な方は⇒へ。
01.勝ち戦
まず初っ端からカッコいい。林檎さんのタメが多かったですー。
02.FAIR
あまり聞いてない曲でしたが改めて。よく分からないけど時々ゾクっとしました。
03.電波通信
いよいよ開宴ってとこでしょうか。ライトが派手に動いたり林檎さんアップだったり興奮度が上がる上がる。
師匠のベースがすごくいい。すごくいい。ライブ感がゾクゾク。( ^ω^)お。
04.シーズンサヨナラ
第2期事変的要素がいっぱいです。聞かせます。
前のMUSIC JAPANを思い出しますが圧倒的に上位です。わっちのいい声。
05.OSCA
拡声器出た。やっぱりこれだね。今回は気だるい感じのアレンジでした。
何と言っても師匠ソロがカッコよかった。最後に行くにつれてボルテージアップ&ブブゼラ。
06.FOUL
これも拡声器かー。これもあまり聞いてなかった曲でしたがロック感に浸らせてもらいました。
この曲が一つ目の山です。会場に居たかった。
07.ありあまる富
最初わっちの演奏で何が始まるかと思ったらこの曲でした。事変アレンジになるとこうなるのか。
FOULからのクールダウンで心に沁みます。カラオケでうまく歌えなかったのを思い出してこんな綺麗に歌えたらなぁと独りつぶやく。
林檎さん鬼太郎です。
08.生きる
噂に違わぬ凄いパートでした。前半のパートから林檎さんソロの真っ向勝負で来ました。
まるでミュージカルの一場面のようです。歌詞を体現した歌い方や仕草には鬼気迫る物があると思いました。
歌唱力が無いと絶対にこんな腹の底から引き絞るような曲にはなりません。
これを聞くだけでもDVDを買う価値はアリ。こんなに凄い歌とは知りませんでした。
09.絶体絶命
個人的に好きな曲。CD音源通りかな。
曲が終わってからのエコーとパトトランプは何事かと思ったら。
10.遭難
ということでした。1期事変の印象が強かったためかイントロは新曲かと思うくらいでした。
定期的に1期のことも思い出してあげてください。
11.修羅場
レーザー光がカッコいい。大人っぽい雰囲気に一転。シングル版に忠実な感じでした。
浮さんのギターとコーラスがいいですねー。間奏大好きです。
ようつべで見たW修羅場に勝るとも劣らずな感じです。
ラストは「大人」の「雪国」に繋がる時計の針の音からストップウォッチが始まって鳥肌。
12.能動的三分間
山場。曲間の椎名林檎(ってどこかからの受け売り)らしい繋ぎが本当いいです。
それから浮さんがコーラスで凄く生き生きしてます。
残り24秒辺りに見える林檎さんの笑顔がたまらんです。
13.我慢
ギターを持った林檎さんの仕草にしびれます。歌もパワフルだしカッコいいし。
これまたあまり以下略ですがよかった。
\リンゴサンカッコエー/
14.スーパースター
MUSIC JAPANのアレンジ。やけに言葉をはっきり歌います。タンバリンあるかと思ったら無かった。
言っては何ですがライブ常連曲だけにかなり期待でしたが今回は完成度が高かったです。アウトロの
ラストは刄田さんのドラムが不思議と心に響きました。そしてバックライトに浮かぶシルエットが凄く画になってます。わっち。
15.某都民
浮さん&わっちパート。「歌舞伎」のパートがいいと思う。
実際よく分かってなかったりする。
16.キラーチューン
スパトリのラストだったなーと思うと今回もここでラストっぽいです。はじめのドラムが本当に好き。
みんながみんな弾けてて凄くきもちい曲です。こんな中で歌ってみたい。
事変屈指の曲の屈指の回だと思います。
17.乗り気
背景とリアルのギャップに思いっきり顔がニヤつく。各メンバーの絵が面白い。特に浮さん&わっち。
曲の疾走感と後ろの首都高速の絵が微妙にマッチするからこれまた面白い。
間奏の3人がすごくいい。
18.雨天決行
この曲がラストで良かった。大好きです。
また何かあるのかと思えばそうでもなく、晴れ渡って虹が浮かび上がって。
じんわりと癒されます。
19.スイートスポット
アンコールからかなり大人な雰囲気になりまして胸が胸が。
日本語訳歌詞が全部見えないのが残念でした。
アルバムの構成どおりのヒーリングモードです。サビからの件が切ない。
20.丸の内サディスティック
EXPO版です。こちらは字幕があります。「念願の丸の内」ということでしょうか。
意外に吹っ飛んだ感じの訳なんですね。原版からは想像できなかった。
「極まる」につながってる感じです。
21.閃光少女
ちょっと抑え目な印象を受けましたが実際そうでもないと思います。
MUSIC JAPANみたいな息切れが無くて良かったかな。
アコギで「Put your camera down」のキーパートを弾いてるような気がする。
22.極まる
この曲はよく分かりません。よく分からないうちに霧になって消えていきます。
一筋縄ではいかない感じが事変自身によく似ている印象でした。
最後に全体を通して。
とんでもないアレンジなど無い半面、本当にパワフルでアグレッシブなライブでした。行っていないけどその半分くらいは分かった気がします。
今回特徴的なのはamazonレビューでも指摘していましたが林檎さんがセンターにいないこと。
初期の頃は「椎名林檎を引き立てるバンド」って感じがしていましたが段々とその雰囲気が消えてきました。
ソロと事変との境界がはっきりしてきた反面、ソロのもちょくちょくあればいいなと思います。
何にしろくっきり二面性が見えてきていい感じです。
それから、「極まる」前の口上が意味深。そして公式のライブレポートにもあった通り、今回のテーマは「生きる」に帰結すると思います。
まさに生・性・死のうちの生・死が体現されていた、そんな感じです。
「あとどれくらい生きられるだろう」(私生活)
「これが最期だって光っていたい」(閃光少女)
曲は全体が「スポーツ」で演奏手も聞き手も躍動、そして今回に限っては本当に「ウルトラC」でした。
このあと「天国へようこそ」「ドーパミント!」がリリースされて、活動はまだまだ続いていきそうな感じですが、それでも少し怖い面も垣間見えました。
杞憂だとは思いますが、ね。
これがたった「一瞬の光」であることを祈って、またこれ以降の輝きにも期待して締めくくります。
ありがとうございました。
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