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くーぷら
感傷に浸るための物書き擬きが綴り置いたもの
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ブログ更新なんて何時以来でしょうか。言いたいことはつぶやいたりマイクに語りかけたりしているので、このブログはただのリンク集になりかけているような気がして参りました。が、それでも今ばかりは、と思い立ち書きます。

アニメ「ロウきゅーぶ!」を何故か週末、ひたすら観ていました。巷でやりすぎと噂されているこの作品ですが、自分にとってのこの作品は非常に爽やかなアニメだと思っています。基本的には。
プレイヤーの五人の少女たちは非常に正直です。小学生、という位置は今考えるととても素直な時期だったんだなあと感じます。自分に素直で、しかしチームとしてのバスケを向上させるには仲間のことを思い遣っていかなければならない。そんな中迫るいろいろな壁を乗り越えていく。心がすっきりする作品です。

先日のラジオから予告している小説、ポケモンの二次創作的なもののプロットを仕上げています。ロウきゅーぶ!を観つつ、彼女たちのような純粋に他人を思い遣るような温かい気持ちをできるだけ込められるように、と決めて書いています。
この作品の原型を形作るのに係わっている作品は、まさに中二病を発症しているときのことだったので結構あります。その中でも確実に影響を与えているのがドラマ「トップキャスター」です。詳細はwikipediaで把握してもらうとして、最終話のシーンが今でも心に残っています。春香が番組を終えて局を去るとき、今までの製作スタッフが玄関までやってきて、一人一人言葉を交わさずに感謝を伝える、というシーンと、春香が飛鳥に手紙を残し、それを読むシーンです。
一つの大きなものを仕上げるためには仲間が必要不可欠です。皆、互いを支えあってようやく成り立つもの。制作中の作品には必ずこれを入れたい! と意気込んでいました。

今、離れ離れになっている高校までの大切な友達のことを不意に脳裏に過ぎらせました。いつか話したか、皆自分のできないこと、持っていない才能を見事に開花させてこの瞬間も活躍していることでしょう。その意味で東京事変の「スーパースター」に彼らの群像を時折重ねています。俺なんて、と落ち込むのも常です。そんな彼らが、俺のことを指示してくれたからここまでやってこれた、などとも思います。
小説の幾度目かの執筆に当たって再び深く思い知らされています。大学では課題、単位、進学、就職……、「理想」だけでは済まされない世知辛い試練のことばかり考えてしまう毎日です。小説を書きたいとは思っていたものの、その源をすっかり忘れていました。以前書いた設定集を見返しつつキーボードを叩き直してみて、なりたくなかった自分になってしまいかけていること、同時に「中二」とは言えども熱い温かい信念を取り戻した気がします。

この記事で述べたかったのは、それを思い出したから今とても幸せな気持ちでいること。それだけです。純粋ではあるけれど忘れてはいけないこと、立ち戻ることをネガティブな意味でなく捉えられたことにうれしく思っています。

ここまで自分を形成してくれた人たちに届くよう、できれば年内にあと二つはがらくたおきばに掲載したいなと考えています。
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