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くーぷら
感傷に浸るための物書き擬きが綴り置いたもの
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 時々、胸の中が空っぽになるような気分になります。
 自分が今どこに向かっていけばいいのか、どこを歩いているのか、強い孤独に苛まれます。
 孤独、と括っていいような単純な感情でも無い気がします。
 宇宙を歩いているような気分と言えばいいのかな。ゴールがどれだけでも離れているようです。
 三年前に大きな恋が大きく弾けて、それから紆余曲折を自分なりに歩きつづけてきたつもりですが、いつになってもこの気分は逃げていきません。

 ま、一言で言えば人肌が恋しい、と表現すればいいんでしょう。
 ここ一年ほど、女の子を抱き締めたいという欲求がよぎることがしばしばあります。
 三年前に初めて手をつないだり、至近距離を体験してみたり、それから制服越しのおっぱいを腕に感じたりしました。
 どーやらそれがいつまでも残っているようで。
 それから僕はリンスの匂いが好きで、女子の傍を横切った時にふわっと鼻に届くあの匂いに強く惹かれます。
 抱き締めたら手も髪の匂いもおっぱいもいっぺんに体験できるわけです。
 衝動になるのも不思議ではないでしょう。
 そうでなくとも、他人の肌が触れたときの安心感はかなりのものです。
 近くにいてもらえるだけでなんだか元気になれるような気がします。
 そういう面では男でも構わなかったり……流石に問題か。
 ただし線の細いイケメンに限る。
 閑話休題。
 方向性を見失っている今、誰かが傍にいてくれるなら僕はその人を好きになれると思います。
 その人の前なら平気で泣ける気がします。
 あわよくばその人を抱き締めたいです。それ以上キスも何も望みません、ただ傍にいて欲しい。
 その時になって感情的になってしまったら分かりませんが、今はこう心に誓っています。
 いつもは減らず口と下ネタで生きてますが、実際心の弱いところを突かれるとこんな感じだったりします。

 恋は人を育ててくれる、とはよく言ったものです。
 半年という僅かな間ではありましたが、その時のことは将来もこうやって心に留まって生き方を変えています。
 稚拙な小説もどきを読んでくれた彼女が返事をつけてくれてその上絶賛してくれたことが、本来理系であろう自分を文系に連れていってくれました。
 今、やっとそのことから吹っ切れそうです。
 数学が好きな自分を、あるべき自分に認められそうです。
 奇しくも彼女は数学が大の苦手。理科も苦手。
 これで、ようやく呪縛を解いて道を分かつことができそうです。

 

 それでも彼女のことは今でも好きです。

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誕生日:
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